すき焼きが食べたい欲求を思いっきり満たす
すき焼きに関西風(焼く)と関東風(煮る)があることを私が知ったのは一昨年ごろで、それまで関東風しか食べたことがありませんでした。生まれも育ちも大阪なのに。以来、すき焼きが以前にも増して好きになり、定期的に食べたくなります。
…だが。相手は牛肉。鳥むね肉ともやしをこよなく愛する私には手強すぎる相手です。
しかし去年、ついにふるさと納税ですき焼き肉を入手するという知見を得る。
佐賀牛 すき焼き用 900g | お礼品詳細 | ふるさと納税なら「さとふる」
4人前分ぐらいは届いてすぐ食べましたが(すごく美味しかった!)、少し残ったものが冷凍庫で眠っていたので今回はこれで出来る限りすき焼き欲を満たそう。ポイントは3点。
- 肉を食べた感は必須
- すき焼きと言えば卵
- 弁当にも流用
悩むことなく炊き込み+混ぜご飯に決定。私には悩むほどのバリエーションがない。
炊飯器にエリンギとゴボウとおあげを入れて炊く。味付けは醤油とみりんと砂糖と酒…いわゆる普通の割下です。
お焦げらしきものもあり良い。
別で牛肉を焼く。
色が悪く見えるのはカメラの腕前のせいで、本当は綺麗なお肉です。
フライパンに牛脂をしいてからザラメを温める。ザラメが透明になったら1~2センチ幅に切っておいた牛肉を投入し、醤油、水で薄めた酒を入れて焼く。
ちなみにザラメは鴻商店の無垢の星濤を使用。知人に教えてもらった砂糖ですが、本当に美味しい。
鴻商店(おおとりしょうてん)/無垢の星濤(むくのせいとう)-[砂糖お取り寄せグルメ]
炊飯器に上記の肉と葱を入れてまぜたもの。肉を焼いた写真は撮り忘れていました。
さて食べましょう。
お米3合分炊いて、お茶碗8~10人前ぐらいです。肉々しい。醤油の辛さと砂糖のほのかな甘みと肉の脂が混ざりあったすき焼きにしか出来ない暴力性の高い味。美味しすぎる。
ポイントのもう一点、お弁当のことも忘れていません。おにぎりにしましょう。
その前に。
黄身の醤油漬けです。数日おくとこれだけでアテになります。
おにぎりの具にする。
バクダンおにぎりです。味が濃いので(トータルの醤油の量は考えないでおく)、付け合わせは全部箸休め的なものにする。
半分に割る途中おにぎり部分が破壊された。画的にはいまいちですが、ねっとりした黄身が中央にいます。うまぁい。食感、味どちらもまろやかさが足される感じ。漬け時間がもっと短いとトロっとする。そこらへんは要調整。弁当としてはそれなりに水分が無くなっている方が食べやすい。
10人分ぐらいあるので、1週間ほど毎日すき焼きごはんと対面することになります。幸せが飽和する。誰か貰ってください。